4月16日に開校した福島市の公立夜間中学。その陰には、10年以上にわたり、公立校の開校を求めてきた女性の活動がありました。悲願だった開校の日に、何を思うのか。その一日を追いました。

生徒代表・高野吉富さん「もう一度勉強し直したいという私の夢が、こうして実現できることが、感激もひとしおです」

高野吉富さん

4月16日に開校した福島市の公立夜間中学「福島第四中学校天神スクール」。国籍も年齢も違う、17人の生徒が入学しました。

県内に初めて誕生した新しい学び直しの場。この日を誰よりも待ち望んでいた1人の女性がいました。

開校式に来賓として呼ばれた、大谷一代さん。2010年から、県内に公立夜間中学を作るよう、県や市に求め続けてきました。

大谷一代さん