それでは、設置が義務化されている「煙式の警報器」は、どこに設置するのが正しいのでしょうか?

【新潟市消防局 予防課 貝瀬藤一朗 係長】
「火災で亡くなる方の多くが就寝中で、火災にあっても避難が遅れる。そこで、寝室の天井か壁の高い位置につける。寝室が2階の場合には階段にも…。“寝室と階段”への設置が、私たちがお願いしている場所」

設置の際にはエアコンの近くは避け、なるべく部屋の真ん中が良いとのこと。
さらに、正しく設置をしていても気を付けないといけないことがあるそうです。

「電池の寿命が大体10年くらいと言われています。設置の義務化から10年以上経っていますので『鳴らなければ無いのと同じ』です。設置とあわせ、定期的な点検のお願いをしています」

“電池切れの可能性”があるので、せっかく設置していても「電池切れして機能しない」なんてことにならないように、定期的に点検する必要があります。