イスラエルとイランの間で緊張が高まるなか、イランの革命防衛隊の幹部は、核施設が攻撃を受けた場合、イスラエルの核施設にも反撃すると述べました。
イランの通信社によりますと、18日、革命防衛隊の幹部は、イスラエルがイランの核施設を攻撃した場合、「イスラエルの核施設を高性能なミサイルで狙う」と述べました。また、「イスラエルの全核施設を特定済みだ」とも強調しました。
さらに、これまで「平和目的」と主張してきた核政策を「見直すこともできる」としています。
13日にイランが報復攻撃を行って以降、イスラエル側は反撃の検討を進めていますが、その内容や時期など詳細は明らかになっていません。
イランは、攻撃を受ければ「強力に反撃する」などと繰り返し表明していて、今回の発言もイスラエル側をけん制する狙いがあるとみられます。
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