
原告の医師
「『門前払いな感じ』という書き込みは、新型コロナがまん延していたころに非常に多かった。不必要な薬の処方を希望された方がいて、それをお断りしたところ、『処方してもらえなかった』という低い評価のクチコミを書かれた」
グーグルはクチコミについて、虚偽やなりすましの内容、ヘイトスピーチなど、不適切な内容などは禁止する方針を公表しています。
ただ、こうした事実と異なるクチコミについては、なかなか削除に応じてもらえないケースが多いと男性は主張します。
原告の医師
「グーグルは誹謗中傷は許さないと公には言っているが、実際にはそういったクチコミは取り締まられていない。ほとんど放置されているものが多い。グーグルマップに何を書かれても、(医師は)弁解することができない」
「ゴミ未満」マップに残るクチコミ 精神的にダメージ それでも返信は…

“悪質なクチコミ”はほかの病院でも。横浜市で30年以上歯科医院を営む、稲毛滋自さん。今回の訴訟には関わっていませんが、こんな内容が書き込まれたことがあると言います。
書かれたクチコミ
「ゴミ未満の何者でもない。客に対する高圧的かつ抑圧的な態度が特徴で、 医院長から受付のご高齢のお婆様に至るまで失礼極まりない態度を取ります。自らを一体何だと思っているのでしょうね。また、治療が上手くいかなかったときは散々顧客のせいにしますので、全くおすすめしません」

いなげ矯正歯科医院 稲毛滋自 院長
「正直ショック、こういうことを書かれるのは。投稿したもの勝ちみたいな。フェアじゃないなと思いますね」
精神的なダメージを受けたと言いますが、スタッフとも相談し、返信はしていないと言います。「ゴミ未満」というクチコミは、今も残ったままです。
いなげ矯正歯科医院 稲毛滋自 院長
「検索しようという人にとっては、クチコミは大きなところがある。いろいろな意味で影響があるのだろうなと思います。使われている言葉が不適切であれば、それは載せないということはお願いしたいです」

ネット上のクチコミや誹謗中傷に詳しい弁護士は、あきらかな嘘の内容がある場合や、 社会的地位をおとしめる内容の場合を除いて「対応は難しい」と指摘します。
ネットの中傷などに詳しい清水陽平 弁護士
「(クチコミは)感想めいたものと、事実関係を書いているものの2種類があるが、感想めいたものには対応が難しい。感想については虚偽かどうか立証しようがない。できることとしてはプラットフォーム側に何かしら規制をかけていくことかなと」
グーグルは今回の提訴について、「個別の案件に関してはコメントを差し控える」としています。














