南海トラフ地震臨時情報への理解を

今回は、地震の規模が基準値未満だったため臨時情報は発表されませんでしたが、山下助教は、この地震を機に、臨時情報について改めて理解してほしいと呼びかけます。


（京都大学防災研究所宮崎観測所　山下裕亮助教）
「南海トラフ地震臨時情報っていうのは基本的には、何か南海トラフの想定震源域の中で、特異な現象が起こった場合に発出される。
その特異な現象というのは基本的にこの2つなんですね。
今回の場合は、そもそもここの6.8の以上の地震という基準に達しなかったので、この情報は出なかったが、、いずれこの情報は日向灘や豊後水道で、今後大きな地震が起こったときに、Ｍ6.8以上の地震起こります。そのときに必ず出てきますので、宮崎の人に限らず九州の皆さんはこの情報が出るってことは必ず理解しておいていただきたいことです。余計なパニックに陥らないためにしっかり正しく理解しておくってことが重要だと思います」