火災や災害時で活躍する地域の消防団は、人口減少や高齢化ライフスタイルの変化などで団員の減少に歯止めがかかりません。
岐路に立たされた現場を取材しました。

山梨県笛吹市消防団御坂分団の第20部。

20代から40代まで約25人が所属しています。

活動は火災の初期消火や、災害時の避難誘導、火災防止の呼びかけなど幅広く行われています。

団員歴7年目 30代 消防団員:
「地元で生まれて育って、少しでも貢献したいなと思っていう思いがあって入団した」

山梨県内の消防団は市町村ごとに設置され、そこから地域ごとにつくられる「分団」、さらに自治会などの地区ごとの単位でつくる「部」へと組織が細分化されます。

団員数は全国的に減少傾向で、県内は去年は約1万3600人でピーク時と比べ5000人以上、約3割減っています。