中国ではネット通販の普及などを背景に百貨店の閉店が相次いでいます。こうした中、天津にある伊勢丹も14日、閉店しました。
大手デパートの三越伊勢丹ホールディングスは14日、天津中心部にある1店舗を閉店しました。上海にある店舗も6月末で閉店する予定です。
閉店の理由について、三越伊勢丹ホールディングスは「建物の賃貸契約が満了になるため」と説明していますが、実際には店舗の収益が下がっていたことが背景にあるとみられています。
百貨店をとりまく環境は厳しさを増していて、中国メディアによりますと、去年は全国で21店舗が閉店したほか、今年も少なくとも10店舗が閉店を決めているということです。
苦境の背景にはネット通販の普及や消費者の節約志向の広がりなどがあるとみられ、業界団体の調査では去年1年間の来客数が新型コロナ感染拡大前の2019年の水準まで回復していない百貨店は7割に上るということです。
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