久常は「オーガスタの洗礼を受けちゃった」

小笠原アナ:力まずというと久常はどうでしたか?でもいい感じで1番、2番スタートしていって。

■久常の1日目
暫定85位タイ、6オーバー
前半|ー|〇|ー|△|ー|ー|△|ー|△
後半|ー|▢|ー|ー|ー|ー|△|ー|△

中嶋プロ:4番の3パットがちょっと痛かったかな。7番もちょっと飛びすぎちゃったし、決してこの2つともミスじゃなかったんだけど。9番もそうだよね。だから本当は、1アンダーでも回れてたし、ひょっとしたら2アンダーには、なったかもしれないし。ただどっちにしてもやっぱり風が・・・7番のボギーでもやっぱり風の読み違いというか。そういう風に翻弄された感じがあるよね。だから多分練習ラウンドはもっと条件が良かったと思う。一番厳しい条件が、初日に来ちゃったから、オーガスタの洗礼を受けちゃった。

小笠原アナ:おそらくこれ、今日終わってデータが出ると思うんですけど、ホールアウトした中では、アウトインのスコアはだいぶ違うんじゃないかなと思うんですね。今日はインの最後の方は大変でしたね。

中嶋プロ:大体インはみんな40近いでしょ。アンダーパーって少ないよね。ほとんどいないんじゃない?
※アンダーパーで回ったのは20人/62人

小笠原アナ:今年も18番がかなり難しくなってたんじゃないかなっていう上がりのホールになってましたね。ただ何度も言いますが、持ってますから。

中嶋プロ:DP(欧州ツアー)の新人王ですからね。やってくれますよ。"常"という名前がありますから。だから心配なんだよ、「これがなかったら・・・」って言うなよみんな。頑張れ、"常"に頑張れ(笑)

恐るべき海外勢

初日暫定トップには、20年全米オープン優勝のブライソン・デシャンボー(30、米国)。8バーディ、1ボギーの「65」で回り、7アンダーをマークした。1打差の2位には22年マスターズの覇者、スコッティ・シェフラー(27、米国)がつけている。

初日の暫定順位

小笠原アナ:ということで、初日はまだ暫定の順位になるんですが、デシャンボー。

中嶋プロ:いや、俺はデシャンボーもそうだけど、やっぱりNo.1のシェフラーがちゃんと2位にいるっていうのが怖いね。この風で、この条件でノーボギーですよ。

小笠原アナ:あの足元のくいくいっと回るティーショットからですね。あとはあくまで暫定ですが、タイガー・ウッズ(48、アメリカ)がなんと1アンダーなんですね。

中嶋プロ:10番、11番、12番、13番も綺麗にしのいで、1アンダー守ってるし、足も持ちそうな感じあるし。

小笠原アナ:ありますね。明日は5ホールプラス18ホール。いやこれひょっとするとね、結構上位で週末を迎える可能性もなきにしもあらず。さらに同順位にロリー・マキロイ(34、北アイルランド)。

中嶋プロ:マキロイは丁寧にやってほしい。とにかくそれこそ10割出したいところ8割ぐらいで、最終日のサンデーバックナインまで行って欲しいよね。自分の中で8割のイメージでいけば、最終のサンデーバックナイン、どんと行けそうな気がするんだよね。

小笠原アナ:キャリアグランドスラムも、ひょっとすると・・・

中嶋プロ:とにかく無理打ちをしないでほしい。

小笠原アナ:伝わってるかなマキロイに。

中嶋プロ:マキロイわかって(笑)