■車内が冷えても注意が必要!

――車内が冷えたら、もう安心、ということでいいでしょうか?

JAF愛知支部広報 杉山里帆さん:
いえ、実は、こまめな対策が必要です。「内気循環」のまま使い続けてしまうと、車内の二酸化炭素濃度が高まってしまい、疲労が増したり、集中力が落ちたりするという結果も出ています。ですので、長い時間ドライブする場合などは、定期的に空気を入れ替えるために、時々、外気導入モードに切り替えていただいたり、窓を開けるなど、換気できるような環境で走行していただければと思います。

――最近は、コロナで車内隔離する方もいますが。

JAF愛知支部広報 杉山里帆さん:
ドライブだけでなく、車の中で兆時間過ごされる場合も、効率よく換気などして頂きながら、気をつけて頂きたいと思います。

車の中は、温度が上がりやすい環境。運転は勿論、車内での隔離療養を余儀なくされている方が、療養中に熱中症にならないように、上手にエアコンを使いつつ、外気導入や窓を開けての換気を行って、本当に気を付けて過ごしてください。

(TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』取材・リポート 近堂かおり)