能登半島地震から3か月あまりが経ちますが、いまだに市内のほぼ全域で断水が続いているのが石川・珠洲市です。
1日も早い完全復旧に向け、県外からの応援職員を含め懸命の作業が続いていますが、東日本大震災や熊本地震とは異なる事情が珠洲市の水道の復旧を妨げています。
県によりますと9日現在、県内では輪島市、珠洲市、能登町、内灘町の4つの市と町のおよそ6150戸で断水が続いていますが、珠洲市はそのうち6割以上を占め、およそ4000戸で水道が止まったままです。
珠洲市民「(水は)全然きてない。家が大丈夫な人でも避難所におる。水が1番大切。電気がきていても、炊事や洗濯ができない」
珠洲市では、依然として復旧作業が続いています。11日は、名古屋市と福島県郡山市から応援に入っている水道局の職員らが、地震で破損した配水管の交換作業にあたっていました。
能登半島地震では、水道の根幹をなす施設などの損壊が断水の解消を大きく阻んでいます。
名古屋市上下水道局・峰野成人さん「今回は過去の熊本地震や東日本の大地震とちょっと違う特徴がある。特に水を作る浄水場、さらに浄水場に水を送る導水管、大元の被害がすごく大きかった」
珠洲市では、浄水施設の機能回復に時間がかかったほか、道路の崩落、陥没などの被害や、配水管の損傷箇所がほかの地域より多かったことが断水の戸数に大きく影響しています。
珠洲市の水道復旧の見通しについて県では5月末をめどとしていますが、住民たちの辛抱はまだまだ続くことになりそうです。
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