(岩手大学農学部 宮崎 雅雄 教授)
「ストレスとかを感じると(スプレー尿を)してしまうことがありますので、それが大きな問題」「飼い主さんが非常に悩ましい問題に苦しんでいるということになります」
ストレスがスプレー尿につながるといいます。
宮崎教授の研究室でも研究のため17匹のネコを飼育していて、尿の臭いは困りごとのひとつです。飼い主を悩ませるスプレー尿の臭い。宮崎教授はどんな成分が強い臭いをもたらすのか通常の尿との成分の違いを調べました。すると、通常の尿と化学的な成分に違いはないことが分かりました。

(岩手大学農学部 宮崎 雅雄 教授)
「尿そのものは同じなんですが提示の仕方。一つはより臭いが放出しやすいように壁などにスプレーして。排泄目的の時はむしろ自分の臭いが残らないように土などにしてさらに砂をかぶせて。臭いの放出のされ方が変わってくるということが今回分かった新しい結果になります」