10日午前、退職届提出前の川勝知事


「毎日毎日野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいは物を作ったりとか、ということと違って基本的に皆様は頭脳・知性の高い方ですからそれを磨く必要があります」発言した川勝知事。単なる「生業の違い」を説明した客観的考察だと弁明しましたが、文脈からは先出の大臣らの失言と共通した「思慮の浅さ」が伺えるようです。自分が招いた「禍」であるにもかかわらず、人生を翻弄(ほんろう)され、不幸な運命を受け入れるしかなかったガラシャと自らを重ねるかの様な今回の引用に、違和感を覚える県民は少なくないのかも知れません。(大林寛)