山形県天童市の県警察学校で、9日入校式が行われ、新人警察官たちが新たなスタートを切りました。


県警察学校に入校したのは、この春に採用された18歳から33歳までの警察官と一般職員、合わせて64人です。


平吹太一さん「公平・中正に警察職務の遂行にあたることを固く誓います」


式では、県警察本部の鈴木邦夫本部長から一人前の警察官に欠かせないある心得が語られました。

県警察本部 鈴木邦夫 本部長「県民の安全・安心のための警察という原点を決して忘れず、そして複雑化する社会に適格に対応できる柔軟な姿勢をもち県民の付託に大いにこたえてほしい」


新人警察官 渡部大和さん(22)「大好きな山形県の県民を守る覚悟があり、警察官を志望した。どんな些細なことでも相談できるような警察官になりたい」


新人警察官 佐々木茜さん(22)「警察学校では、勉学や体力錬成をはじめ様々な支援があると思うそれを切磋琢磨しながら一緒に乗り越えていきたい」


新人警察官は、これから寮生活を送りながら、仲間たちと法律の勉強や逮捕術、交通取り締まりの仕方などを学び、早ければ9月下旬に卒業し県内のそれぞれの警察署に配属されるということです。