Q.自身としてはホームランは狙って打つのか
度会:

ほぼヒットの延長のパターンですけど、もちろんカウントとかによってはスイングを強めて、長打を狙いたい場面とかありますけど、ホームランを狙ってホームランという、、そこまではないと思いますね。

“度会隆輝の限界”を決めたくない

Q.プロ1年目で苦労しそうに感じる事は
度会:

もちろん、プロのピッチャーのレベルの高さを、身をもって実感してますし、なんていうんすかね、そこも難しいところですけど、壁があって、超えない壁に、周りから見られるかもしれないですけど、自分的には、壁を作りたくないというか“度会隆輝の限界”をそこで決めたくないのでいくらその周りの方はここが壁なんじゃないかって求められる事はあると思いますけど、自分の中でそこを壁にしたくはないので、そこを壁にしてしまったら、壁にぶつかったって思い込んでしまうのが嫌なので、自分なら出来る、ここは壁じゃないっていうように、頭の中でマインドセットにしてやってます。(今までの)アマチュアの時もずっとそのマインドセットでやってます。

Q.今後、マークがきつくなり、インコースを攻められたりも…
度会:

もちろんプロ野球選手なので、攻めが厳しくなってくると思いますし、そういった中で打つのが、また楽しみになってくるのかなと思う。厳しい攻めの中でも、打てるような、そういった選手になりたいです。

Q.とにかく明るくプレーする感じは意識的にやっているのか
度会:

素ですね。もう素でやっちゃってるかもしれないです。多分皆さんが野球を始めた時、絶対楽しいなって言って野球を始めたじゃないですか。その気持ちを失いたくないというか、忘れたくないので、僕としても楽しんでる時は一番結果、出ていると思ってるので、楽しむ気持ちっていうのは、楽しむとふざけるだけでは全く違いますけど、楽しむっていうのはしっかりと忘れずにやりたいところです。

Q.プロのお立ち台、ヒーローインタビューはどうだった
度会:

最高っすね。もうあれも舞い上がってましたね、はい、もう最高でした。

マイナスな事を考えてる時間がもったいない

Q.その明るさを保つ秘訣、心掛けとは
度会:

一番は、度会隆輝の人生は、どこまで続くかわからないので、本当に全うできる人生続く限りは、楽しい気持ちでいたいと思っている。マイナスな事を考えてる時間がもったいないなって思うタイプなのでとりあえずいつも楽しく。結果が出ない時も、もしその一瞬落ち込んだり、ちょっと落ち込みますけど、しっかり切り替えて、もう楽しく楽しく、毎日は楽しく思っていたいのでもうそれ以外の気持ちはいらないぐらいの気持ちで過ごしてます。

Q.ドラフト1位でのプレッシャーや“結果を残さなくては”の不安はあるのか
度会:

不安になってるのかもしれないですけど、不安になってるのは自分って思いたくないんだと思います。どこかで周りの方が、多分本当に近い人、周りの近い方から見たら、ちょっとあれ不安にしているのではないかな、とか思われてるかもしれないですけど、自分の中では一切そう思いたくないんで、あれちょっと俺、不安なのかなってなったら、あれ“不安だな”“不安だな”“不安だな”ってなってしまうので、どうにかして『不安じゃない俺は!』て思い込むようにしてます。

Q.不安はあまり見せないようにしてる?
度会:

してますね。

弱音吐いた1秒後にはプラスな事を言ってる

Q.弱音はあまり吐かない?
度会:

弱音吐いても弱音吐いた1秒後にはプラスな事を言ってると思います。『うわー疲れたー』の後でも、元気出てきたみたいな、ちょっとすぐ、マイナスなこと言ったらプラスで取り返そうとは心がけてます。

Q.どうしても切り替えが難しい時もあるのでは…
度会:

もちろん僕もスポーツやってて、ミスしたり、うまくいかない事があったときは悔しいですし、一瞬落ち込みますけど、すぐに切り替えて、また新しい気持ちで僕の場合は、また新しい打席、新しい守備、新しい走塁が来るので、しっかりと次そこでいい結果を残せるようにっていうマインドセットにしてます。

“ハマの一番星”が輝き チームを牽引へ

Q.ここ一番の勝負強さというのは磨けるものなのか?
度会:

もちろん、多分、気持ちは大事だと思ってますし、多分、やれると思わなきゃやれないので、まずは自分を信じた方がそういった時には、いいのかなと思います。