この夏の青森ねぶた祭で、子どもたちから募集した原画と題材をもとにした『大型ねぶた』を制作する青森市PTA連合会。青森市で開かれた決起会では、下絵が初披露されたほか、能登半島地震の被災地を勇気づけるプランも明かされました。

青森市PTA連合会では、子どもたちから募集した原画と題材をもとに2024年の青森ねぶた祭で運行する大型ねぶたを制作しています。

6日の決起会では、題材に採用された甲田中学校2年の高橋悠真さんと、ねぶた師の内山龍星さんが見守る中で下絵が初めて披露されました。

ねぶた師の内山龍星さん
「1人の子どもがここまで考えて作品を提出してくれた。その思いに応えるように私もがんばっていきたい」

高橋さんは『能登半島地震』の被災地の復興への思いを込め題材を考案。「龍神と大ナマズ」では、地震を起こすとされるナマズを龍が倒す様子が描かれています。

ねぶたの題材に採用された甲田中学校2年 高橋悠真さん
「もう……すごい。すごいです!」
「ナマズです。ナマズが迫力満点ですごい」

市P連では、ねぶたを石川県に寄贈する計画や被災地の子どもを青森に招待することも検討しています。