Q.3年前の自分と変わっている所は
黒後:
自チームの埼玉上尾メディックスさんに今年からお世話になっているんですけど、本当にオフェンスの面でも、ディフェンスの面でもいろんな方向からのアプローチをコーチ始め、監督さんからしてもらっているので、“レベルアップした自分を見せていきたい”なっていうふうに思ってます。
Q.国際舞台で戦う事に関して
黒後:
ここまで来れたのは本当にたくさんの方に支えてもらって、ここに立てていますし、その舞台に立てると思っているので、そういった方々に恩返しができるようなプレーをしたいと思ってます。
Q.オリンピックイヤーという部分での意気込みは
黒後:
やっぱオリンピックで感じた悔しさ(21年東京五輪は25年ぶりに決勝トーナメント進出を逃す)は、オリンピックでしか返せないと思うので、まずはチームの目標のパリオリンピックへの切符をしっかり取って、頑張りたいと思います。
Q.眞鍋監督からは“東京五輪の経験”も大きいと…
黒後:
大舞台の雰囲気ももちろんそうですし、タイムスケジュールだったり、気持ちの準備だったり、言い出したらきりがないと思うんですけど、そういう細かい部分を…プレーでもそうですし、日々の生活の中で何か少しでも何か困っている選手がいたら、自分が手助けできるようなアプローチが出来たらいいなとは思ってます。
Q.ファンからは代表復帰を祝うコメントが寄せられている
黒後:
とっても嬉しいです。この代表メンバーの登録が発表されたときに本当にたくさんの人に何かお帰りみたいな声をかけていただいて、すごい嬉しかった気持ちが一番にあった。今こうして合宿が始まって、今はそうやって言ってくださった、応援してくださる皆さんに、この場所で、今、自分はバレーボールと向き合いながら、すごい感謝の気持ちを持って、日々を過ごしていますっていうふうに伝わればいいなと思って、頑張ります。
■黒後愛(くろご・あい)
1998年6月14日生 栃木県宇都宮市出身 180cm/最高到達点306cm
下北沢成徳高等学校~東レアローズ~埼玉上尾メディックス
14年に下北沢成徳高校に入学。春高2連覇達成、2年連続大会MVPを獲得。17年から東レアローズに入団し、 Vリーグ最優秀新人賞獲得。2018年日本代表デビューを飾ると、持ち前のパワフルなスパイクを最大限に発揮。日本の若きエースとして21年東京五輪出場。五輪後、体調不良などで一時バレーボールから離れる。復帰後、23年には埼玉上尾メディックス移籍。東京五輪以来、3年ぶりの代表復帰となる。
【パリ五輪出場残り5枠はネーションズリーグで決定】
今夏のパリ五輪の出場権をまだ獲得していない女子は5月16日(日本初戦)に開幕するネーションズリーグでの結果が重要になってくる。パリ五輪出場が決定しているのは開催国のフランスのほか、ドミニカ共和国、セルビア、トルコ、ブラジル、アメリカ、ポーランド。残りの5枠に関してはネーションズリーグ女子予選ラウンド終了時の世界ランキングによって出場チームが決定する。6月12日からの予選ラウンド最終週は福岡・北九州での開催となる。

















