山形県の飯豊町の小学校では、きょう県内トップを切って始業式が行われました。新学期胸を膨らませる児童たち、様々な楽しみがあるようです。



150年以上の歴史を持つ飯豊町立添川小学校。県内トップを切って、きょう始業式が行われ、2年生から6年生までの児童41人が新学期を迎えました。



飯豊町立添川小学校 鈴木清 校長「この教科書を使って一年間がんばって勉強してください」

式では児童の代表に教科書が手渡され、児童たちは新たな学びに胸を膨らませているようでした。

実は、きょう始業式が行われたのは県内218の小学校のうち、添川小学校だけ。一足早い理由を校長先生に聞いてみると。

飯豊町立添川小学校 鈴木清 校長「(去年と)同じ日程を組んでいて特に早めた意識はなかったが、他の学校が日程を後ろの方にずらしたということでそうなった」

教室を覗いてみると・・・久しぶりに集まったホームルームは賑やかな雰囲気に。さっそく新しい教科書を受け取ります。

2年生は「1年生よりも数が増えていて、軽いし見た目が変わっていてすごい」



4年生は「道徳が楽しみです」

4年生は「おもしろそうだし、いろんなことを学べそう」



添川小学校では、児童数の減少で今年は2・3年生、5・6年生が複式学級となり、同じクラスに。

前後の黒板を使い、一緒の教室で勉強をするということです。

3年生は「いろいろ教えてあげられるし、みんなで中間休みなどで遊べて楽しそう」



3年生は「教室の雰囲気が一気に楽しくなると思う」



最終学年となる6年生は。

6年生は「水泳をがんばりたい。行けないかもしれないが県1位を目指したい」



6年生は「算数とか苦手な教科があるので、それをがんばりたい」



それぞれの目標を胸に始まった新学期。県内の小学校では8日に始業式のピークを迎えるということです。