「電源タップに尿」で火災の恐れ

「もふもふプッシュ」以外に、ペットのふん尿にも注意が必要です。

大阪市消防局による実験です。
通電した状態の電源タップに尿に見立てた水をかけると、ジリジリという音がして徐々に煙が上がり始め、はじけるような大きな音とともに火花が上がりました。
火を使っていなくても火災に繋がる可能性があります。

またNITEは、
▼充電中のモバイルWi-Fiルーターにイヌが噛みつきバッテリーがショートする
▼ネコがプリンターに尿をかけ内部がショートする
などの事例も挙げ、注意を促しています。

ペットによる火災を防ぐために

NITEは事故を防ぐためのポイントを挙げています。

▼出かける際はガスコンロの元栓を閉める・IHコンロの主電源を切る
※操作ボタンをロックする機能がある場合は使用
▼目を離す際や出かける際はペットを一時的にケージに入れる
▼電気製品を使用しないときはプラグを抜き、ペットの行動範囲外に保管する
▼コンロや暖房器具の周りには可燃物やペットの興味を引くものを放置しない

弁護士 八代英輝:
(ネコを飼っているので)気をつけるようにしています。主電源を切るとかロックをかけるとか、やはりネコ自体が傷ついたり火傷したりしないように。
プラグもそうですし、プリンターやFAXなども中にしまっています。
中川さんが言うように、人間が注意してあげなければいけない部分だと思うんです。

コメンテーター 小林よしひさ:
今動物を飼ってはないんですけども、これはお子さんにも言えることなんじゃないかと。小さい子も、スイッチとか押したがる子はやっぱりいますので、うちの場合はロックをかけたり、コンセントをガードする箱みたいのを付けたりしています。
各家庭で、ペットもそうですけどもお子さんのいるところも同じように注意していった方がいいんじゃないかなと思います。

(ひるおび 2024年4月4日放送より)