29日は山陰各地で35度を超える猛暑日となりました。
この危険な暑さは明日以降も続きそうで、熱中症への警戒が必要です。

鳥取砂丘はまさに灼熱でした。
齊尾和之 記者
「刺すような日差しに、足元の砂から立ち上る熱気。きょうの鳥取砂丘は上からも下からも暑さが迫ってきます」
手元の温度計は40度近くにまで上昇し、砂の表面温度を測ると、なんと75度を超えていました。
この厳しい暑さに、観光客はヘトヘトです。
兵庫県からの観光客
「死にます。死にそうです。やばいです」

観光名物のラクダも心なしか元気なさげな様子。
日傘や帽子で対策するものの、あまりの暑さで体調を崩す人もいました。
大阪府からの観光客
「いま孫がダウンして連れて行かれました。熱中症かもしれません」
入江直樹 記者
「立っているだけでも、くらくらするような暑さです。ソフトクリームも、みるみる形が崩れて行きます」
29日の最高気温は、鳥取37.3度、米子36.6度、松江35.8度などとなり、鳥取島根両県に熱中症警戒アラートが発表されました。
この危険な暑さは、30日以降も続きそうで、熱中症への十分な警戒が必要です。