ロシア国防省はウクライナ侵攻に参加する契約軍人の登録が最近、急増していると発表しました。モスクワ郊外で144人が死亡した銃乱射テロ事件が背景にあると主張しています。
ロシア国防省は3日、契約軍人の登録が今年に入ってからすでに10万人を超えたとし、特にこの10日ほどの間に1万6000人が登録したと発表しました。
急増の背景について、国防省は「ほとんどの人がモスクワ州で起きた悲劇の犠牲者のかたきを討ちたがっている」と主張。登録に訪れた男性らが「事件が起きたことで登録を決断した。祖国を守らなければならない」などと述べる映像をあわせて公開しました。
テロ事件をめぐっては、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出していますが、プーチン政権は背後にウクライナがいるとの主張を強めています。
国防省の発表は政権の主張に沿ったもので、侵攻継続に向け国民の愛国心を駆り立てるとともに兵員を確保する狙いがあるとみられます。
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