自然豊かな宮城県気仙沼市の大島。その大島にある標高235メートルの「亀山」の山頂からはリアス式海岸の大パノラマが広がります。しかし、山頂へのアクセスは土日・祝日に運行されるシャトルバスか徒歩に限られています。そうしたなか持ち上がったのがモノレールの整備計画です。

市によりますとモノレールは中腹にある駐車場と山頂とのおよそ410メートルを20人乗り2両編成の車両で結びます。山頂には展望テラスや遊具などを整備。亀山からの絶景を観光資源としてPRするための公設民営の事業です。
大島の住民:
「大島のたくさんの客が来てくれて景色を見てもらえるのはとても楽しみだし良いなと思う」

気仙沼市産業部畠山勉部長:
「亀山モノレールを整備する事でアクセス手段が確立されれば老若男女、健脚でない方を含め山頂に自分の身を置いて五感で雰囲気を味わえる機会がいよいよ現実になる」