小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントを飲んで健康被害が相次いでいる問題で、富山県内でも健康被害が1件あったことがわかりました。富山県はこれまでプライバシー保護を理由に被害件数を非公表としてきましたが、一転して2日、富山県のホームページで件数を公表していました。

富山県 新田知事:「実は、きのう、本県のホームページでも公表しています。3件の相談事例があったということは公表しております」
3日の定例会見で、こう述べた新田知事。富山県では、4月1日までに小林製薬の紅麹成分を含むサプリメント及び関連製品による健康相談が3件寄せられ、うち1件が、実際に対象の製品を摂取している人からの健康被害相談だったことが分かりました。
小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあと腎臓病の発症や、食欲低下、尿の異常など全国で健康被害の訴えが相次いでいて、これまでに5人が亡くなっています。
この問題をめぐって、これまで富山県は「健康被害については、国が取りまとめていて、プライバシーにも関わるため相談の有無も含めてすべて非公表」としてきましたが3日、県のホームページを見ると、注意喚起のページに、かっこ書きで被害件数の情報が。4月2日午後6時ごろに、情報を公表したということです。
対応を一転させた理由について、新田知事は─。
富山県 新田知事:「これまで非公表にしていたわけですけども、それはこれぐらい全国規模にいま影響が出ております。厚労省が公表する(情報の)中に、本県から報告した事例もあるので、そういうことで段階が変わったというふうに理解をしまして、富山県で把握している分については件数を公表しました」
県は今後、毎週水曜日に県内の健康被害の件数などを公表していくとしています。県民に対して、県は、サプリメントの摂取を直ちに中止したうえで体に異常がある場合には、医療機関を受診し、最寄りの厚生センター・または富山市保健所に知らせてほしいとしています。














