世界遺産登録を目指す『佐渡島の金山』をアピールするため3月にフランスのパリを訪れた新潟県の花角英世知事は「各国の理解は深まっている」と会見で手ごたえを語りました。

【新潟県 花角英世知事】
「やれることは最大限やろうという思いで臨んでまいりました」

花角英世知事は、3月25日から28日までの4日間にわたり、ユネスコ本部のあるフランスのパリを訪問。各国の大使らに向けて『佐渡島の金山』の文化遺産としての価値をアピールするとともに、雪や食など新潟の多様な文化と魅力も発信しました。

新潟県知事のパリ訪問は、2023年11月に続き2度目です。

「存在も知らなかった人たちが多いので、鉱山によって生まれた文化が、こうやって現在でも息づいていることは本当に知っていただけた」

『佐渡島の金山』については、7月にインドで開かれる「世界遺産委員会」で、登録の可否が判断される見通しです。

新潟県の花角英世知事は、「国のアドバイスや協力ももらいながら、県としてやるべきことをやっていきたい」としています。