▼メジャー挑戦で取り組む事
「これから変えていかなければいけない部分と変えてはいけない部分があると思っているので、変えてはいけない部分を忘れないようにして。でも、あとの半分は何にでも対応できる柔軟に対応できるような。そんな頭と体を持って過ごしていけたらと思います」

▼英会話について
「英会話は何かしてもらった時のお礼くらいは言えます。『ありがとう』『ごめんね』を言える人間が一番いいので『ソーリー』と『サンキュー』さえ言えれば大丈夫だと思います」

独占インタビューで語った奪三振の極意とは

◎2024年1月12日 シカゴ・カブス移籍が決定
▼DeNAを通じて語った“ファン”への想い
「この度、私、今永昇太はシカゴ・カブスと契約することになりました。横浜DeNAベイスターズの8年間を思い返すと順風満帆な野球人生ではありませんでしたが、悪い時もこんな私を見捨てずに応援していただいたファンの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。これまで私の野球人生の成長に携わっていただいた方、応援していただいたファンの方、全ての方々を幸せに出来るように頑張ります!」

◎2024年1月13日 現地入団会見
▼現地“ファン”を熱くさせるコメント
「Hey Chicago! What do you say? The Cubs are gonna win today」(やあ、シカゴのみんな、どうだい?今日はカブスが勝つよ:カブスの応援ソング『GO CUBS GO』の一節)
「自分自身、可能性が無限大に広がるチームを求めていた。カブスに入団することが自分の成長につながると思って決めた」
「今回、背番号18番を自ら選んだんですけど、2016年のワールドシリーズ(カブスが)優勝の際にベン・ゾブリストがこの背番号を着用していて、自分も同じような活躍(シリーズMVP級の活躍)がしたいと思いました」

◎2024年2月15日 キャンプ初日でブルペン入り
▼開幕に向けて
「これからどんどん改善点も見つかってきて、それを克服していくことがすごく楽しみ」
「すべて受け入れることが大事。自分がこうだからではなくて、自分の考え方とか自分のやってきたことは、ここでは全て違うと思って。新しいことをしっかり取り入れて」

▼食生活も順調
「今はほぼ毎日自炊をしてるんですけど。自炊といっても鍋作ったり。毎日鍋さえしておけば栄養素も逃げないですし、良いと思います」

メジャー挑戦からとことん前向きに取り組み、迎えた圧巻のデビュー。日米の“ファン”を痺れさせ続ける今永のコメントはこれからも聞き逃せない。

■今永昇太(いまなが・しょうた、シカゴ・カブス)
1993年9月1日生まれ、福岡県出身。身長178cm・体重86kg、左投/左打
北筑高校を卒業後は駒澤大学、2015年にドラフト1位でDeNAに入団。2022年6月にはDeNA初となるノーヒットノーランを達成。23年は22試合に登板7勝4敗、防御率174奪三振、防御率2.80、通算では8年間で主に先発として165試合に登板し、64勝50敗、防御率3.18の成績