◆人気の沖縄は今・・・
沖縄県 玉城知事「ぜひ沖縄に来る前に十分な、それぞれの方々の個人の健康観察をしっかりしていただきたい」

ただ、地域によっては医療体制がひっ迫しているところもあります。沖縄県が28日に発表した病床使用率は85.5%、重症者用病床使用率は41.9%。新型コロナ患者の受け入れを行う28の重点医療機関のうち、19の医療機関で一般診療の制限を行っています。

沖縄県の担当者は「旅行に来る場合は、各自の感染対策はもちろん、万が一の可能性も考慮して薬や検査キットなどの準備をしてほしい」と話しています。
◆旅行キャンセルが出始める
感染の急拡大を受けて、福岡市内の旅行会社でも今月からキャンセルが出始めています。ただ、以前の感染拡大の時と比べると変化があるといいます。

アドツーリスト天神営業所 堀江雅子所長「全体の3割程度を、日々キャンセルとして処理しています。今コロナに感染していないという状況であれば、行くという決断をしている人が多いと感じている」
◆「感染した場合の費用負担」事前確認を
旅行会社の担当者は、旅先で感染した場合の延泊費やキャンセル代など、事前によく確認してから申し込みをするよう呼びかけています。

堀江雅子所長「パッケージツアーで申し込んだ場合、出発後のキャンセルが基本的に対応できないので、途中で中止せざるを得なくなると、残りの旅程は権利放棄をする形になる。滞在が延びた場合、滞在にかかる費用や帰ってくるときの航空券代、このあたりはお客様の負担になる」
行動制限のない夏休み、あらゆる場合を想定して旅行する必要がありそうです。