小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントをめぐって、日本腎臓学会の調査でこれまでに47例の健康被害が確認され、およそ8割が今年1月以降に受診していたことが分かりました。
小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいることを受けて、日本腎臓学会は医師を対象にインターネットで調査を行いました。
その結果、きのう午後7時時点で「紅麹コレステヘルプ」を摂取した46例と「ナイシヘルプ+コレステロール」を摂取した1例で健康被害が報告されたということですが、死亡した人はいませんでした。
服用を開始したのはおよそ4割が1年以上前でしたが、服用を開始したのが去年12月から今年2月の短期間の人でも発症していて、今年1月以降の受診がおよそ8割を占めているということです。
初診時の主な訴えは、半数以上で倦怠感や尿の異常、腎機能障害などでした。
治療は4分の1ほどがステロイド治療、4分の3ほどが服用の中止のみで、2例で透析が必要でした。
患者は40歳から69歳がおよそ9割を占めていて、66パーセントが女性だということです。
注目の記事
初詣にまで物価高の波が… お守りやおみくじの“値上げ”相次ぐ

びわ湖の水位「-71cm」で“道”や“石垣”現れる 漁師たちは大打撃「次世代が漁をしていけるのかが一番問題」県などに改善求める声

「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】









