高知市ではこれまでの市政で初めてとなる女性の副市長が就任しました。

高知市の副市長となったのは神谷美来（かみや・みな）副市長です。東京大学卒業後、2010年に総務省に入省。2016年から2021年までは秋田県庁にも出向し、女性活躍や財政健全化にむけた取り組みなどを行っていました。

高知市政で初めての女性副市長。これまでの経歴と経験を元に市が進める子育て支援や女性活躍の推進などの取り組みに、新たな視点で関わることが期待されています。

（高知市　神谷美来　副市長）
「子育て支援などそういったものをどうやって充実させていくかという話がある。女性の副市長として話を伺っているので、市全体で女性活躍をどうやって考えていくかというところも大事なところだと考えている」

この後は新入職員の辞令交付式も行われました。2024年度、新たに採用された職員は95人。

桑名龍吾市長は「時代の変化に応じて新たな発想を取り入れてほしい」と、エールを贈りました。

「期待と不安で半分半分の気持ちですが、一生懸命頑張って働きたい。みんなが平等に暮らしていける社会をつくるのに貢献したい」