■MLB レイズーブルージェイズ(日本時間31日、トロピカーナ・フィールド)
ブルージェイズの菊池雄星(32)が31日(日本時間)、敵地のレイズ戦に今季初先発、4回1/3、90球を投げ、被安打6(被本塁打1)、奪三振4、四死球3、失点3、序盤で球数を投げすぎ今季初勝利とはならなかった。
24日(日本時間)のオープン戦最終登板では3回1/3を投げて8失点だった菊池、中6日で昨季2位、敵地でのレイズ戦に今季初先発。レイズはアメリカ出身選手が1人もいない多種多様な打線となった。1回、先頭の昨季、ア・リーグ首位打者のY.ディアス(32)に四球を与えると、2番・H.ラミレス(29)にはサードへの内野安打。いきなり無死一、二塁のピンチを招いた。しかし、3番・R.アロザレーナ(29)を96マイル(154キロ)のストレートで空振り三振に打ち取ると、2つのフライアウトで無失点に抑えた。
2回には1死からヒットを許したが、8番・右打者のJ.シリ(28)を外角に逃げていく88マイル(142キロ)のチェンジアップで空振り三振、9番・右打者のR.ピント(28)には内角低め95マイル(153キロ)のストレートで空振り三振とホームベースを広く使った投球で2者連続三振を奪った。
3回、菊池は2死を奪うも3番・アロザレーナ、4番・I.パレデス(25)と2者連続四球、球数も3回で60球と多くなった。そして、5番・A.ロサリオ(28)には95マイル(153キロ)のストレートをレフト前に弾き返され、先制のタイムリーを浴びた。
4回には1死から3番・アロザレーナ、外角高め95マイル(153キロ)のストレートをライトスタンドへ運ばれ、2対0。アロザレーナは3塁ベース上で腕組みパフォーマンスを見せた。菊池は続く4番・パレデスにもレフト前ヒットを打たれたところで降板。4回1/3、90球を投げ、被安打6(被本塁打1)、奪三振4、四死球3、失点3、今季初勝利とはならなかった。














