値上げラッシュが再びです。4月からの食品の値上げは2800品目以上にのぼり、半年ぶりの規模となります。
春の値上げ 食品だけで2806品目 家計負担 7万8275円増

南波雅俊キャスター:
帝国データバンクの調べによりますと、4月の食品の値上げは2806品目と、2023年10月以来、半年ぶりの規模になるということです。値上げ品目のなかで最も多いのは、ハム・ソーセージ・冷凍食品などの加工食品で2077品目になります。プリマハムでは3~38%の値上げをするといいます。
さらに、だし製品・ケチャップ・唐辛子などの調味料は369品目が値上げとなり、デルモンテのトマトケチャップは292円から319円になるということです。
またウイスキー・即席コーヒーなどの酒類・飲料も287品目が値上げします。

家計の負担はどのくらい増加するのでしょうか。みずほリサーチ&テクノロジーズの調査によりますと、食料・エネルギー等の価格上昇に伴う負担増(平均)は、▼2024年度で、7万8275円増え、 ▼2022年度~2024年度の累計では28万円を超える増加になると予想されています。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
物価が上がること自体はいいのですが、それに見合うように賃金が上がるかどうかですね。