中国政府は、日本の新年度予算で防衛費が過去最大となったことに対し、「日本が平和発展の道を堅持できるのか、強い疑いを持たざるを得ない」とけん制しました。
中国外務省 林剣報道官
「近年、日本側は大幅に安保政策を調整し、年々防衛予算を増加し、絶えず武器輸出規制を緩め、軍事力の発展を図っている」
中国外務省の林剣報道官は、日本の新年度予算の防衛費が7兆9496億円と過去最大となったことに対し、「アジアの隣国や国際社会は、日本が本当に専守防衛や平和発展の道を堅持できるのか強い疑いを持たざるを得ない」とけん制しました。
そのうえで「日本側が周辺隣国の懸念を着実に尊重し、侵略の歴史を深く反省し、アジアの隣国や国際社会の信頼をさらに失うことを避けるよう促す」と述べました。
一方、中国のことしの国防費は去年から7.2%増となる1兆6655億元、日本円にしておよそ34兆円が計上されていて、林官房長官は5日の記者会見で「中国の軍事動向は我が国と国際社会の深刻な懸念事項であり、これまでにない最大の戦略的な挑戦である」と指摘しています。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
