小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取した人たちに健康被害が出ている問題で、新潟市の保健所にも、29日までに5件の健康被害の相談が寄せられていたことがわかりました。

新潟市保健所によりますと、回収対象となっているサプリメントを摂取したうえで体調不良を訴える相談が、相談対応を始めた26日から29日午後5時半までに5件寄せられました。

医師が摂取との関連性を認めた人や入院した人は、今のところはいないということです。

5人の他にも、対象のサプリメントを摂取したかどうかははっきりしないものの、体調が悪いなどの不安を訴える相談が22件あったということです。

新潟県によりますと、これまでに新潟市以外の保健所にも2件の健康被害の相談が寄せられているということです。