大分県内の公式戦無敗で夏の甲子園に2年連続の出場を決めた明豊高校が練習を再開し、頂点を目指して士気が高まっています。

2年連続8度目となる夏の甲子園出場を決めた明豊高校。8月6日に開幕が迫りチームの練習にも熱が入っています。第1シードとして臨んだ夏の大分県大会では5試合で52安打52得点と持ち前の打線が爆発し、甲子園へのキップをつかみました。

(明豊高校・牧野太一副主将)「今から甲子園に向けて勝つための準備をしているだけなので一日一日の練習を真剣に取り組んで勝てるためのチーム作りをしていきたい」


強力打線を牽引するのが宮崎、嶽下、竹下の3人です。中でも竹下は県大会で打率6割、ホームラン3本と大活躍しました。

(明豊高校・竹下聖人選手)「自分の持ち味はどんなにチームの流れが悪くても一振りで流れを変えられるところだと思うので甲子園でも一振りで流れを変えたい」


一方、守りは準決勝と決勝で先発した坂本とキャプテンの江藤を筆頭に5人のピッチャーが揃い、甲子園でも継投で勝利を目指します。

(明豊高校・坂本海斗投手)「自分たちは三振をいっぱいとるピッチャーではないので打たせて取ることを心掛けて勝利に導きたいと思う」


去年春のセンバツでは日本一まであと一歩届かなかった明豊高校。先輩たちの思いも胸に目指すは悲願の初優勝です。

(明豊高校・江藤隼希主将)「今まで以上に成長してまず一勝という形でその先に日本一という目標を掲げてそこに向けて全員で頑張っていきたい」


夏の甲子園は8月3日に組み合わせ抽選会が行われ、6日に開幕します。