長野県箕輪町の小学3年生(2024年3月現在)小嶋紗奈(こじま・さな)さん。
2月に、スペインで開かれたゴルフの世界大会で3位に輝きました。
独学で技術を磨きプロを目指す、ジュニアゴルファーの素顔に迫ります。


岡谷市にある屋内練習場。

小さな体を大きく使って豪快にスイングするのは、箕輪町の小学3年生 小嶋紗奈さん、9歳です。

小嶋紗奈さん:
「チップインやロングパットを(決められたとき)、友だちがたくさんできるのが楽しいです」


オフシーズンの今の時期は、プロゴルファーが監修した屋内練習場に週3日ほど通う紗奈さん。

練習時間は、1日に1時間から1時間半ほどで、あまり長い時間はかけず、楽しく練習することを意識しています。

父 満さん:
「どう? 今はどう? 距離あった?」

紗奈さんがゴルフを始めたのは3歳のころ。

スポーツトレーナーとしてプロのアスリートの指導も行う父・満(みつる)さんがきっかけでした。


満さん:
「毎年マレーシアにプロやジュニアの選手を連れて合宿に行っていた。その時に紗奈もついてきて、上手なお兄さんお姉さんを見て『私もゴルフをやりたい』と」

今からおよそ3年半前、5歳のときの紗奈さんは、こんな話をしていました。