―これから災害が起きた際に、私たちは子どもたちに対してどういった対応を取らなければいけないのですか?
新潟大学 住吉智子教授
「まずは、子どもへの避難所生活の安全。次に学校生活や集団生活など、子どもたちの生活をなるべく早めに取り戻す。何が起こっているのかを、子どもにわかるように伝えていくことがすごく大事。子どもは見通しがつかないんですよ」

災害発生後、親が子どもの話しをじっくり聞いてあげる場を設けるなど、コミュニケーションをとることもストレス発散や安心につながるといいます。被災して不安を感じる中で、多くの子どもが「保護者がいることの安堵感」を認識していたということです。
続いては、防災への備え「子ども編」です。子どもがいる家庭で必要な防災グッズを「NPOとらのまき」の椎谷照美(しいや・てるみ)代表に聞きました。

NPOとらのまき 椎谷照美代表
「私は必ず“0次避難グッズ”持ち歩きましょうと伝えています」
みなさんは「0次避難グッズ」って知っていますか?