パレスチナ自治区ガザでの食糧危機が深刻化する中、ICJ=国際司法裁判所はイスラエルに対し、ガザへの食料支援物資を妨げることなく届けるよう命じました。
ICJは28日、ガザ地区のパレスチナ人について、「もはや飢餓にさらされる恐れがあるという段階ではなく、飢餓に直面している」とする声明を発表しました。
そのうえで、イスラエルに対し、国連の全面的な協力のもと、食料や水などの緊急支援物資が妨げられることなくガザ全域に届けられるよう、必要な措置を遅滞なく講じることを命じました。
ガザへの支援物資をめぐっては、空中投下が行われているものの、物資に人々が殺到し、住民が死亡するなど混乱を招いていて、ICJは陸路での搬入ルートを確保するよう求めています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









