宮崎県は、身体障害者に対して交付している身体障害者手帳で、2019年度までに誤った等級認定が20件あったと発表しました。

身体障害者手帳の等級認定の誤りは、去年3月、自治体からの問い合わせで発覚し、県は、現在交付している3万9000の手帳を調査しました。

その結果、1988年度から2019年度までに実際の等級よりも高く認定していたケースが10件、低く認定していたケースが10件あったことが分かりました。

これを受け、県は、実際よりも低い認定を受けた交付者に対し、これまでの障害福祉サービスの受給などに影響があったか聞き取りをし必要に応じて対応するとしています。

また誤った認定を受けていた対象者には説明と謝罪をし、来月以降に新しい手帳を交付することにしています。