ケールの普及をすすめる新潟県糸魚川市の上谷和義さんは、まず知名度アップ狙っています。さらには、麺類などの加工食品のみならず、栄養価の高いケール料理を観光客などに提供できるよう、地域に協力を求めたい考えです。

【上谷インダストリー 上谷和義社長】
「例えば東京からだと、新幹線で石川県や福井県からの帰りに糸魚川へ寄ってもらって『ケールのフルコース』を食べて帰るとか…。“健康”というキーワードのついた料理を出す糸魚川だよ、というところを全国にアピールできればいい」

既にケールのカップ麺は糸魚川市の「ふるさと納税」の返礼品にもなっています。
遠くない未来に、糸魚川がケールで盛り上がる日が来るかもしれません。

この緑色、古来から糸魚川にある「ヒスイ」の色に見えてきませんか?
糸魚川の“食”と言えば、ブラック焼きそば・南蛮エビ・ベニズワイガニ・あんこう…などが思い浮かびますが、世界的に人気が高いケールを通して、多くの観光客や農業関係者、そして糸魚川全体が笑顔になれればと上谷さんは話していました。