三重県をお一人でご訪問中の天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは3月27日、明和町)の斎宮(さいくう)歴史博物館などを視察され、沿道はきのうに引き続き大歓迎ムードになりました。

27日朝、鳥羽市内のホテルを出発された愛子さま。

午前9時半ごろ、明和町の斎宮歴史博物館に到着されました。

そこには愛子さまをひと目、見ようという多くの人の姿が…

(歓声)
「愛子さま~!」

愛子さまが、道路の反対側にいた子どもたちに駆け寄り、あいさつされる場面もありました。

斎宮は、伊勢神宮に仕えた女性皇族の宮殿で、館内には愛子さまが大学の卒業論文のテーマにした中世の女流歌人、式子内親王(しょくしないしんのう)の和歌も展示され、愛子さまは「卒論で式子内親王を扱いました」などと笑顔を浮かべられていました。

愛子さまは続いて、同じ明和町内のいつきのみや歴史体験館もご訪問し、斎王が暮らしていた斎宮(さいくう)が最も栄えた平安時代の歴史や文化に触れられました。