小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取し死亡した人が新たにもう1人確認され、死亡した人は2人となりました。

きのう、小林製薬からのヒアリングを行った厚生労働省は、紅麹を含むサプリメントを摂取し死亡した人が新たに1人確認された、と明らかにしました。

亡くなった2人はどちらも「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたということです。

また、これまでに106人の入院が報告されているほか、小林製薬には3000件ほどの患者からの相談が寄せられているということです。

厚労省は、小林製薬の紅麹の成分を含む「紅麹コレステヘルプ」などのサプリメント3種類について、有害な物質が含まれる疑いがあるとして、小林製薬の本社のある大阪市に対して廃棄命令などの措置をとるよう通知を出しました。