国のコロナ助成金およそ1200万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われている元とんかつ店経営者の女に対し、松山地裁は26日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、愛媛県松山市内にあるとんかつ店「清まる」を経営していた、水野清子被告(61)です。
判決などによりますと、水野被告は元鳥取県議の男と共謀し、2021年の8月と10月、新型コロナの影響により従業員に休業手当を支給したとする嘘の申請で、国の助成金あわせておよそ1200万円をだまし取るなどしたということです。
26日の判決公判で高場理恵裁判官は、水野被告が、休業した従業員の名簿作成のため、勤務歴のない女性の情報を元鳥取県議の男に提供したことを踏まえ「助成金を騙し取る可能性を認識していたと推認できる」と指摘。
そのうえで「簡易な審査と迅速な給付を実現した制度を悪用した犯行は悪質」であり
「その動機や経緯に酌量の余地はない」とする一方、
全額弁償しているなどとして水野被告に懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
検察側の求刑は懲役3年でした。
裁判後、弁護側は無罪の主張が認められなかったとして即日控訴しました。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









