外国人観光客などを呼び込むため国立公園内に、ホテルや旅館を誘致する環境省のモデル事業の地区に十和田八幡平国立公園の「休屋・休平地区」が選ばれました。

環境省は25日、モデル事業の対象になっていた4つの国立公園のうち、第一弾として、十和田八幡平国立公園の十和田湖地域にある「休屋・休平地区」を選定したと発表しました。

廃屋が撤去された跡地を環境省が保有していて、土地が活用しやすいことに加え、活用について十和田市などが参画して基本構想をまとめたことなどが、選定理由となっています。

十和田市の小山田久市長は「もう一度訪れたいと思わせる受け入れ、環境づくりに絶好の機会であり、基本構想の実現に向けて今後も取り組んでまいります」とコメントを発表しました。