大阪市に本社がある医薬品の製造販売をする「小林製薬」は紅麹を原料とするサプリメントで自主回収を行うと発表しました。小林製薬によりますと、サプリメントを摂取した人が腎疾患などが発生したとの報告があったということです。

 これを受けて小林製薬は、製品に使用している紅麹原料の成分分析を行った結果、一部に意図しない成分が含まれている可能性が判明したということです。

 小林製薬は健康被害が拡大することを防ぐための予防的措置として、商品を自主回収をすると発表し、製品の使用中止を呼び掛けています。
 
 小林製薬は「多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。本件については重大な事案と受け止めており、引き続き、調査を継続してまいります」としています。