生後9か月の男の子がベッドからの転落を防ぐための「ベッドガード」とマットレスの間に挟まって死亡したことをめぐり、両親が賠償を求めた裁判で東京地裁はメーカーに3500万円あまりの賠償を命じました。
この事故は2017年、生後9か月の毅旺ちゃんが都内の自宅で大人用ベッドの側面に設置された「ベッドガード」とマットレスの間に挟まれて死亡したもので、両親はメーカーの「カトージ」に賠償を求める訴えを起こしていました。
きょうの判決で東京地裁は「設計上の欠陥はなかった」と指摘。ただ、説明書と外箱には「18か月未満の子どもには絶対に使用しないでください」と表示されていたものの本体には表示がなく、東京地裁は「十分な警告がなかった」として3500万円余りの賠償を命じました。
亡くなった毅旺ちゃんの父親
「親の責任というところで蓋を閉めてしまうのではなくて、共通する危険性があるということであれば次に活かす、検証して再発防止に努めていくことが必要なのではないか」
「カトージ」は「安全性に十分に考慮し販売を行っており、判決には大変困惑している」とコメントしています。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









