南アルプス生まれの高級スモモ「貴陽」。その特別販売会が東京都立川市の百貨店ではじまりました。

背景にはスモモの輸入解禁への危機感と対策があります。

南アルプス市特産のスモモ・貴陽はモモのように大きいのが特徴で、濃厚な甘みと酸味のバランスが良い高級品種です。


27日はJA南アルプス市などが立川市にある百貨店・伊勢丹の特設ブースで販売会を開きました。


買い物客:
モモとかシャインマスカットは知っているんですけど、スモモはまだ食べたことが無いので、一回食べてみたいなと思って。


スモモを巡っては2021年8月に米国産の輸入が解禁されましたが、JAと南アルプス市では県内に近い立川市で貴陽の高い品質をPRすることで、販路の拡大や県内への誘客に繋げる狙いです。


JA南アルプス市 営農指導部・販売部 名取肇部長:
ジューシーさと味のバランスが良いプラムは「貴陽」しかないと思っていますので、それを是非皆さんに知っていただきたいのが一番です。


販売会は8月2日までで、JR立川駅前の大型ビジョンにPR動画も流されています。