今回は県内唯一の部活動、大分市の岩田学園の「ギター部」を紹介します。

放課後の教室に響くギターの音色。大分市の岩田学園では県内で唯一、ギター単独の部活動があり、現在、高校生6人と中学生11人が所属しています。

(徳永萌木さん)「母親がギターを弾いていて、かっこよかったので自分も弾けたらと思って入りました」


(森ゆめいさん)「ピアノとちょっと似ていて、音を聞くのが好きだったのでそこが楽しいな」


(岩田学園ギター部・宮川歩乃香部長)「ギター部に入っていると言うとけっこう驚かれるので珍しい部活というところはけっこう気に入っています。ピアノをやっている人が多いんですけど、全くやったことがない人も来てくれます」


部活動で使う楽器はクラシックギターです。アコースティックギターとは何が違うのでしょうか。

(岩田学園ギター部 コンサートマスター・田中萌恵子さん)「クラシックギターはあまりジャンジャカしない。低い音が伴奏の感じで高い音で主旋律を奏でています」


クラシックギターはギターのみで構成するアンサンブルも大きな魅力です。

ギター部はコロナ禍で演奏を披露する機会が激減していましたが、2022年から少しずつステージが戻り始めています。8月は大分市で開催される私学フェスタに出演するほか、山口県でギターのコンクールも予定されています。


(宮川歩乃香部長)「やっぱり大勢の前で演奏するので、すごく達成感を感じられる。今年も落ち着いて楽しく弾けたらいいな」