門川の魚かるた

また、村瀬研究室の学生らによって作られたのが、「門川の魚かるた」。

門川沖に生息する44種類の魚が題材になっていて、表には学生が描いた魚のイラスト、裏には魚の写真と説明が掲載されています。

(宮崎大学農学部海洋生物環境学科・村瀬敦宣 准教授)「金ハモは門川町のブランド品」

(宮崎大学農学部海洋生物環境学科・村瀬敦宣 准教授)「図鑑の内容をもっと遊べるものにしたらどうかというアイデアをもとに、学生さんがオリジナルでデザインしたものです」

身近な魚について学ぶことができる図鑑やかるたは、小学校や公民館での活用されているほか、ふるさと納税の返礼品にもなっています。

地元の人たちにとって、自分たちの住む場所の海の豊かさを認識するきっかけになっているようです。

(宮崎大学農学部海洋生物環境学科・村瀬敦宣 准教授)「地元の方もみんな驚く。『えっとここにこんなのがいるんですか』とか、『そもそもこんな数字がいるんですか』とか」

自身の研究の成果をユニークな形で発信している村瀬研究室。
今後は、そのフィールドをさらに広げていきたいと意気込みます。

(宮崎大学農学部海洋生物環境学科・村瀬敦宣 准教授)「海は山や川があっての海ということで山や川の方に上がっていって、今度はそこの魅力を少しでも『おもしろいな』とか『楽しいな』とか『へ~』とか、なんでもいいが何か気づきになるような物を作れればというふうに思っている」