1アウト・3塁・1塁で途中出場の 田中広輔 が追い込まれながらもバットに当てて、ダブルプレー崩れの間に同点に追いつきます。

その直後、マウンドに上がったのが、ことしから育成契約となった 岡田明丈 でした。右ひじのけがもあり、4年間、1軍登板から遠ざっている、かつてのドラ1は1点を許したものの、MAXは151キロをマークし、支配下復帰へ一歩ずつ歩みを進めます。

岡田明丈 1回 球数29 被安打3 奪三振0 失点1
ラッキーセブンの攻撃。この日、2つめのフォアボールを選んだ矢野を1塁に置き、途中出場の 田村俊介 。初球をとらえた打球はライトポールぎわのカープファンの元へ。オープン戦、12球団トップタイとなる第3号ホームランで逆転します。

打線はオープン戦6試合ぶりの2けた安打と元気でしたが、その後、投手陣がリードを守り切れず、西武には連敗となりました。(西武 6-5 広島)
石田充 アナウンサー
田村俊介選手ですが、1打席目の1球目でホームランですから。すごい存在感です。

青山高治 キャスター
オープン戦の今、トップってことですね?
石田充 アナウンサー
山川穂高 選手たちと並んで今、トップのホームラン数ということです。あとは、岡田投手、2017年に12勝を挙げて連覇に貢献したピッチャーがことし、育成契約となったんですけども、151キロを投げていますから。元気な姿を見せてくれました。
青山高治 キャスター
うれしかったカープファンの人が多いんじゃないでしょうか。
中根夕希 キャスター
お帰りなさいって言いたいです。
青山高治 キャスター
ちょっと石田さん、もう泣きそうになっています?
石田充 アナウンサー
いや、もう、あのときの優勝に貢献したピッチャーですから。若鯉20歳(田村)と30歳のピッチャー(岡田)が元気な姿を見せた20日のオープン戦でした。