子どもが主体となったまちづくりを目指す高知市の事業「こうちこどもファンド」から助成を受けた団体が今年度の活動を発表しました。

発表会では、小学生から高校生までが主要メンバーの12団体が、こども主体のまちづくりに向け、2023年度行ってきた様々な活動を発表しました。

このうち、動物と人の共生社会を目指す団体「TeamPetrio(チームペットリオ)」は、ポスターを貼るなど啓発活動を実施。しかし、『動物愛護についてまだまだ知られていない』という課題が見えたことから、今後は小学校で出前授業を開くなどし、周知をはかっていきたいと発表しました。

このほか、県の伝統工芸品土佐和紙作りを体験できるイベントを企画した「ゑん(えん)」は、伝統工芸品に触れる大切さや魅力を改めて県民に感じてもらえたなどと発表しました。

▼参加者
「伝統工芸品産業に携わっている方に問題点を聞いて、じゃあ高校生の私たちが何ができるかっていうのをまたメンバーで集まって考えて地域活性化につながるような活動をしていけたらと思う」
「周りの方との協力する姿勢が新たに身についたかなと思う」


高知市は「活動を通して地域の魅力に気づいたり様々な世代の人と触れあったりすることがまちづくりにつながると知ってもらいたい」と話しています。