祝日の20日、多くの人に楽しんでもらおうと、高知市で中高生が書道パフォーマンスを披露しました。

書道パフォーマンスを披露したのは土佐女子中学・高校の書道部です。

高知城歴史博物館が県内の中高生の文化活動を紹介する取り組みの一環として、春分の日に合わせて開催しました。

パフォーマンスが行われた20日午前11時の高知市の気温は9.6。強風の中、ときおり小雨が降るあいにくの天気でしたが、訪れた人たちは躍動感ある動きに見入っていました。

▼訪れた人
「迫力がすごくてきれいでした。寒そうやったけど寒さを吹き飛ばしてるのがすごくかっこよかったです」
「頼もしいね、こんなに大きな字書くのがすごく上手やねみんなよっぽど練習してるんですね」

▼土佐女子高校1年大杉心音さん
「ひとつの作品を作り上げるという達成感をこの作品で表せたらいいなと思って仲間たちと助け合いながら一生懸命やっていこうという意味を込めた作品となっています。緊張した部分も多かったんですけど楽しくやれてよかったです」


地区予選を勝ち抜き、全国大会に出場するなど高知県を代表する実力を誇る土佐女子中学・高校の書道部。今年1月の大会で高校2年生がパフォーマンスを引退し、1年生が率いる最初の舞台となりました。

▼土佐女子高校1年勝賀瀬颯さん
「自分たちが一番上になってこうやって仕切ることができてうれしく思っていますわたしたちの書道パフォーマンスを通してもっと(高知のよさを)いろんな人に知ってもらえたらいいなと思ってこの作品に思いを込めました」


まだまだ寒い春分の日でしたが、生徒たちの作品は力強い筆づかいで寒さを吹き飛ばしているようでした。