高知県教育委員会は、20日、2024年度の教職員の異動を発表しました。新卒の教員への負担を減らすため「サポート教員」が小学校に配置されるほか、「ICT教育」推進のための体制が強化されています。
異動対象者の合計は、2773人となっています(前年比170人減)。内訳は、小学校が1206人、中学校が749人、義務教育学校が42人、高校が433人、特別支援学校が172人、事務局関係が171人です。異動は4月1日付けです。
2024年度からの取り組みとして、新卒の教員への負担を軽減するため、小学校に「若年サポート教員」を20人配置し、クラスや授業の組み立て、保護者への対応などをサポートします。
また、「ICT教育」を推進するため、小中学校課に「企画監」を配置、高等学校課には「学校支援・教育DX推進室」を設置し、「生徒たちに1人1台配布されているタブレット端末を、授業でより効率的に活用させる体制を強化した」ということです。
■長岡幹泰 教育長 コメント(小中学校課 蛭子穣 課長が代読)
「管理職は、リーダーシップを発揮し、人材育成、働き方改革、ハラスメント防止、ワークライフバランスの推進などに積極的に取り組むことのできる人材を登用した。教職員については、全県的な視野に立って広域的に人事交流を行い、1人1人の適性や能力を生かすことができる適材適所の配置に努めた」














